『想い』を大事にするということ
玉樹で大切にしていること。
お年寄り一人一人の・・
「○○がしたい。こうありたい。」
「○○にいきたい。○○が食べたい。」
という想いや願い・・。
ご家族様の
「こうあってほしい。こんなことをしてほしい。」
という想い、願い・・。
プランを作る上でも、それがベース。
だから、日頃のちょっとした会話の中の一言だったり・・。
それを職員が聞きとめていて・・
「それって、○○じゃない?」
「そうか!じゃあ○○さんに話をしてみよう!」
なんて、会話が生まれたりするわけで。
これまでどんな暮らしをされてきたのか?
どんな方だったのか?を知ること!
どんな食べ物が好きで、よく食べていたのかな?
毎年出かけていた、なじみの場所があったりしないのかな?
お年寄りが、本当に行きたい場所。食べたいものはなんだろう?
カンファレンスの場で。。
(状況では、カンファを待たずに集まれる職種が集まって話すこともありますが)
その‘想い’を、実現するにはどんな関わりが必要なんだろう?
介護士・看護士・相談員・介護主任・施設長・管理栄養士・ケアマネ。。
それぞれの職種が意見を出し合い必要なことを決めていく。
それぞれがそれぞれの専門分野の知識を生かし。
その方が今どんな状況にいるのか?
体調は落ち着いている?体力は十分かな?
事前の準備はどんなことが必要?
ご家族も協力していただけたら、もっといいよね?・・
ひとつひとつ確認をしていきながら。
お年寄り・ご家族様・職員。。
それぞれの想いや願いが
一つの方向を向くことが大事。
それをまとめていくのが、プランを作る過程なんですよね。
毎日。。
関わらせていただくなかで、今のケアで満足できているのだろうか?
「~してあげたい。」「~へ連れて行ってあげたい。」・・
‘想い’の押しつけになってしまっていないだろうか?
時々、振り返りながら。
プランを作らせていただきたく思います。
これからもよろしくお願いします。
グリーンカーテンすくすく!
先日ゴーヤ苗の植え込み&朝顔の種まきをしましたが。。
こんなになりました!
ここは日当たりもグッド!
葉っぱが茂ってきて。。
朝顔もこんなに成長!
大きくなって、日陰を作っておくれ!!
落ち着くのかな?
さくら荘におじゃましているときのこと。
ソファに座られていたA様。。
立ち上がり、歩きだすところ発見。。
この方は、少し視力が弱く、伝わり歩きはできますが、
一人で歩くには、ふらついて転倒の危険がある方。
歩きだされた時は、職員が手をつないで、一緒に歩いたり、お話したりしています。
「じゃあ、ちょっと一緒に行きましょうか?」
「あいよ。」
ということで、ご一緒する事に!
ステーションのソファにて一休みすることにしました。
氷砂糖を一粒口に入れ、目を閉じられたA様。
5分後には。。くつろぎモード。。
ここに来られると、いつもこんな感じ。
パソコンに向かう、私の後ろから。。
いつのまにか、すやすやと、静かな寝息が聞こえ始めました。
ここにいらした時は、たいてい、ゆったりと過ごされ。。
また、さくら荘へ帰っていかれます。
お年寄りは。。
周りの雰囲気だったり、あわただしく動く職員の動きだったり、話し声だったり。。
いろいろ感じるのではないかな?
「関わり」を考えていくのははもちろんですが
その方が過ごす、『環境』 を考えていくこと。
これも、とても大切なんですよね。
そのあたりも、お年寄りは敏感なんだと思います。
ユニットには10人のお年寄りがいますが。。
一人一人の。。
落ち着く環境作り。。を考えていくことが大切。
空間・音・光・雰囲気・・などなど。
‘その方が落ち着く環境’は。。
一人一人、違うのですから。
設え。。大変ですが、必要なこと。
これからも探っていかなければ!ですよね。