家族と。なじみの場所。なじみの人。
先日。
あじさい荘の静江さんの。。
福島旅行をお手伝いさせていただきました。
お天気も上々♪♪♪
福島駅で、お孫さんご夫婦と合流。
その足で、お寺へ!
迎えてくれたのは、お寺の奥さん。
お話を伺うと、若いころからの静江さんを知っている方でした。
はじめは、「誰だっけ?」とわからなかったようですが、
話すうち、「そうだ、思い出したよ」と・・。
若いころの恋の話や、兄弟のお話。
静江さんも、次から次へと思い出の引き出しをあけ・・
語られていた静江さん。
お孫さんとの時間も。。
隣に座ってのご飯時。
玉樹では、麻痺があるわけではないのですが、
いつも目を閉じておられる、静江さん。
お寺さんで。
「なんで目を閉じてるの?」とお聞きしたら。
みんな、うそ八百ばかりだから。。
「心を閉ざしてるんだよ。」と・・
話していましたが・・。
今回、ホテルで、お孫さんをしっかり見て、
いつもの何倍だろうという笑顔があって。
とても楽しそうに過ごす姿が印象的でした。。。
昔馴染みの場所や・・。
昔からのお付き合いの方たち。
そして、家族のパワー。
お年寄りの・・。
「想い」「願い」を。
かなえていくことが。
それが、たとえ小さなことでも。。
本当に大事な部分なんだなと。
今回そのお手伝いをさせていただけて
本当によかった!と思います。
ありがとうございました。
静江さんの願いを・・・
玉樹にお住まいの静江さんは、私の同級生の祖母である。その為か、静江さんは、入所当初から、私を名前で呼んでくださり、あれやこれやと話を聞かせてくださっていて・・・私にとっても、何となく施設長という立場というよりは、孫に近い感じでお話をしているような間柄である。
静江さんにとって、玉樹に入所することは、本意ではなかった。
骨折で入院し、自宅に帰るつもりが、玉樹に入所ということになり。入所当初、「こんな場所にいたくない。」「家に帰らせてくれ」・・・・・・・・・・・などなど、毎日訴えられていた。
だけど、自宅での生活は到底難しく、玉樹で暮らすしかなかったのだ。
そんな中、時は流れて、それでも、1年経過しても。沢山の訴えは変わらなく・・・ずっと、もやもやした気持ちで過ごされていたのだと想像します。
もっと、もっと、静江さんの訴えを、しっかり受け止めて、玉樹で何ができるか考えていこう。。。と思いました。
現場のスタッフと、相談員と協力体制で。。。
すると、その中の1番の心配は、お墓のことだったのだ。そこから、具体的に、お墓参りをするための準備を進めていくことになったのだ。
静江さんは、福島生まれの福島育ち。ご先祖のお墓も福島の飯坂温泉近くにある。
1度目、2度目の夏は、玉樹のスタッフと、お孫さんと。
3度目の夏は、玉樹のスタッフと、お孫さん夫婦と。昔よく行ったという、温泉宿にお泊まりで。。。
この3度目の夏、私も同行させてもらった。
百聞は一見に如かず。
静江さんの想いを受け止め、お孫さん夫婦が・・・玉樹のスタッフが・・・共に支えている姿に・・・感動です。
今年が最後かもしれない・・・という想いで、今年も皆の想いが一つになって、、、
とっても、暖かい、時間が流れていました。ご家族さん、ありがとうございます。同行してくださった皆さん、ありがとうございます。お疲れ様でした☆